ロストバージンの帰り道
はじめてのデートで思いがけず思いを遂げた風来坊と、それに応えてくれた恵子。
晴れて彼氏・彼女になった?二人。
恵子はラブホを出ると、すぐに腕を組んできました。
恵子の顔を見ると、にこにこしています。
(そんなにバージンを卒業したのがうれしかった?)
見ると、歩き方が...
「なんかさぁ、歩き方が変だよ」
「だってぇ...」
「だって、なに?」
「だって、まだあなたのが入ってる感じなんだもん」
(ああ、そういうことか)
「ふ~ん、そういうこと。また、入れてあげるよ」
「もう、エッチなんだから!」
「いやならいいよ」
「えっ、えっ..」
ちょっと慌てる恵子。
「.....」
ちょっと間があいた。
ちいさな声で、
「いやじゃないです」
(すぐに答えず、ちょっと歩みを進めた後)
「じゃ、また抱いてあげるよ」
「うん!」
そんな他愛のない会話をしながら、ホテル街からクリスマスの飾りつけで輝いた繁華街を通って
駅に向かいました。
恵子を改札まで送り、一人安アパートに歩く風来坊でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
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それから数日後、私は恵子と大ゲンカすることになります。
晴れて彼氏・彼女になった?二人。
恵子はラブホを出ると、すぐに腕を組んできました。
恵子の顔を見ると、にこにこしています。
(そんなにバージンを卒業したのがうれしかった?)
見ると、歩き方が...
「なんかさぁ、歩き方が変だよ」
「だってぇ...」
「だって、なに?」
「だって、まだあなたのが入ってる感じなんだもん」
(ああ、そういうことか)
「ふ~ん、そういうこと。また、入れてあげるよ」
「もう、エッチなんだから!」
「いやならいいよ」
「えっ、えっ..」
ちょっと慌てる恵子。
「.....」
ちょっと間があいた。
ちいさな声で、
「いやじゃないです」
(すぐに答えず、ちょっと歩みを進めた後)
「じゃ、また抱いてあげるよ」
「うん!」
そんな他愛のない会話をしながら、ホテル街からクリスマスの飾りつけで輝いた繁華街を通って
駅に向かいました。
恵子を改札まで送り、一人安アパートに歩く風来坊でした。
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