同窓会
ここのところ、夫婦のエッチ話ばかりだったので、ちょっと趣向を変えてみようかなと。
今年の8月に数十年振りに中学の同窓会(同級会)に出席してきました。
考えてみると、中学の卒業以来一度も会ってなかった奴もいれば、既に他界した奴もいて。
マドンナなんかもいたなぁ。
初キッスの相手は同級生だったなぁ。(恥ずかしい!)
エッチしちゃった子もいたなぁ。(ちょっとヤバイ)
そんな二人が鉢合わせするとなると...(極めてヤバイ)
(もう時効かな?)なんて、勝手に妄想(バカですね!)
担任の先生に会うのも楽しみだった。(当然、定年されてます)
で、暑い8月の夕刻に時間通りに会場に行くと、ワイワイ、ガヤガヤ。
私が最後に到着したようで、そこここで話が盛り上がっていてちょっと気遅れしてしまった。
「よぉ。久しぶり!」
初めに声をかけてきたのが部活が同じだったA君だった。
こちらがきょとんとしてると、
「俺だよ、A夫だよ」
立派な口髭を蓄えた、ちょっと小太りの男だった。
「あぁ、A夫かぁ?久しぶりだなぁ。元気にしてたか?T子ちゃんは元気か?」
矢継ぎ早に聞き返した。
「あぁ、元気だよ。T子もな。もう孫がいるんだぜ」
「ふう~ん。T子ちゃんもおばあちゃんかぁ。こちとら金食い虫の娘が二人だよ。(中略)」
そんな他愛のない会話から私の同窓会の幕が上がった。
じつは、このT子ちゃん。結構ボイン(死語かな?多分Cカップ)で色黒。体育会系でいながら利発な子だった。
頭も結構良かったんだよなぁ。なんでA夫と結婚したのかなぁ?
実は、A夫とT子がつき合っていた高校時代、T子はA夫とのつき合いをどうしようか悩んでいた時があった。
そんな時、平日の昼下がり、私はT子の自宅に遊びに来ないかと言われて、のこのこ出掛けていった。
高校生だったから、当然授業があるのだが、その日は国鉄(今のJR)のストで授業は無し。
**************************
自転車を1時間こいで高校に着くと、担任が一言。
「お前ら、良く来たな。もう帰っていいぞ。みんなこれないから授業は無しだ」
「先生!せっかくチャリンコで一時間も掛けて来たのに欠席になるんですかぁ?」
「いや。欠席にはならないから安心しろ。少し休んだら、帰れ」
「はぁ~い」
***************************
そんな優雅な時代だった。
結局、お袋に作ってもらった弁当は自宅に帰ってから食べた。
食べ終わってゆったりしてる時に、T子から電話が掛ってきたのだ。
さて、のこのこ出掛けて行ったT子の自宅に話を戻そう。
そこには、私の彼女(初キスの相手)のM子も来るってことになっていたからだ。
で、言ってみると来ていない。
「あれ、M子は?」
「...」
「うん?」
「来ないよ。」
「なんで?」
「呼んでない」
「なんで?」
(同じ言葉を繰り返した)
「Y君と二人で話がしたかったから」
「ふぅ~ん。そうかぁ」
(ちょっと、ヤバイと思う私)
「で、なに?」
「うん..」
「? うんじゃわからないよ」
そこには、なかなか言い出せないでいるT子がいた。
「あのねぇ。」
「うん」
「Y君とM子は良いよね。」
「何が?普通につき合ってるだけだよ」
(もうその頃は、M子との初キスは済ませていた)
「キスしたの知ってるよ」
(A夫のおしゃべり!T子に喋っただな)
「...うん」
「仲良さそうだよね」
「普通だろ」
「いいよねぇ」
「何が言いたいんだ?」
「わたしさぁ。A夫とどうしようか迷っててさ」
「ふぅ~ん。なんで?」
「A夫、頭悪いし。学校、ちゃんと行ってないみたいだし」
「そうなんだ。知らなかったな」
A夫はどちらかと言えば、出来の悪い子達が集まる私立高校に通っていた。
私は公立の進学校に通っていたから、比較は簡単だったのだろう。
「ねぇ、Y君。私とつき合ってくれない?」
「えぇ!...」
ちょっとの沈黙が続く。
「だめ?」
「だめって、お前にはA夫がいるじゃないか」
「A夫とは別れるから。」
再び、沈黙が。
T子は自分の部屋のベッドに腰かけて、私の顔を見上げている。
(きっと、ここでT子をベッドに押し倒せば、セックスまで行っちゃうんじゃないかな。裸になれって言えば脱ぐだろうなぁ)
なんてことが頭をよぎっていた。童貞だったにも拘わらずそんなことを考えた。
きっと、私の股間は熱くなっていた筈だ。それもT子の顔の前で。
「悪いけど。俺にはお前も知ってるようにM子がいるから。」
「そう。だめなんだね。そうだよね。」
「悪いけど...」
「うん。ごめんね、変な話しちゃって。」
「うん。じゃ、俺、帰るわ」
「うん。ありがと」
T子に見送られて、帰途についた私だった。
翌日、駅でM子と会うのがちょっと辛かった。
M子がにこにこ顔で寄ってきた。
内股のM子は歩くとお尻がちょっと左右に揺れる、そそるお尻の色白で小柄な子だった。
いつも制服の下にはスリップを着けていた。
制服も今のようなパンティが見えそうで見えないミニとは違って、ジャンパースカートタイプのひざ下丈の制服だった。
M子を私の自宅に呼び、スリップの下のパンティを脱がせて、若草の茂ったデルタを拝ませてもらったのはそれから数週間後のことだ。
その時は制服ではなく私服だった。
しかし、時々は制服のスカートの中に手を入れ、パンティの中に入れたこともあったなぁ。ぬるぬるで温かかった。
「おはよう」
「あぁ、おはよう」
「あのさぁ、...」
そこには、私の顔を見ながら楽しそうに話すM子がいた。
(昨日のことは話せないな)
そんな思い出があった。
それから数カ月後、A夫は退学し、T子も退学したようだった。そしてT子が妊娠。
それぞれの親は結婚に反対だったそうだが、妊娠に押し切られて結婚を認めたんだと、後日、人伝えに聞いていた。
そんなA夫だったのだ。
幸いというか、T子は別のクラスだったのでそこには居なかった。
会わなくて良かったと思う風来坊だった。
(つづく)
今年の8月に数十年振りに中学の同窓会(同級会)に出席してきました。
考えてみると、中学の卒業以来一度も会ってなかった奴もいれば、既に他界した奴もいて。
マドンナなんかもいたなぁ。
初キッスの相手は同級生だったなぁ。(恥ずかしい!)
エッチしちゃった子もいたなぁ。(ちょっとヤバイ)
そんな二人が鉢合わせするとなると...(極めてヤバイ)
(もう時効かな?)なんて、勝手に妄想(バカですね!)
担任の先生に会うのも楽しみだった。(当然、定年されてます)
で、暑い8月の夕刻に時間通りに会場に行くと、ワイワイ、ガヤガヤ。
私が最後に到着したようで、そこここで話が盛り上がっていてちょっと気遅れしてしまった。
「よぉ。久しぶり!」
初めに声をかけてきたのが部活が同じだったA君だった。
こちらがきょとんとしてると、
「俺だよ、A夫だよ」
立派な口髭を蓄えた、ちょっと小太りの男だった。
「あぁ、A夫かぁ?久しぶりだなぁ。元気にしてたか?T子ちゃんは元気か?」
矢継ぎ早に聞き返した。
「あぁ、元気だよ。T子もな。もう孫がいるんだぜ」
「ふう~ん。T子ちゃんもおばあちゃんかぁ。こちとら金食い虫の娘が二人だよ。(中略)」
そんな他愛のない会話から私の同窓会の幕が上がった。
じつは、このT子ちゃん。結構ボイン(死語かな?多分Cカップ)で色黒。体育会系でいながら利発な子だった。
頭も結構良かったんだよなぁ。なんでA夫と結婚したのかなぁ?
実は、A夫とT子がつき合っていた高校時代、T子はA夫とのつき合いをどうしようか悩んでいた時があった。
そんな時、平日の昼下がり、私はT子の自宅に遊びに来ないかと言われて、のこのこ出掛けていった。
高校生だったから、当然授業があるのだが、その日は国鉄(今のJR)のストで授業は無し。
**************************
自転車を1時間こいで高校に着くと、担任が一言。
「お前ら、良く来たな。もう帰っていいぞ。みんなこれないから授業は無しだ」
「先生!せっかくチャリンコで一時間も掛けて来たのに欠席になるんですかぁ?」
「いや。欠席にはならないから安心しろ。少し休んだら、帰れ」
「はぁ~い」
***************************
そんな優雅な時代だった。
結局、お袋に作ってもらった弁当は自宅に帰ってから食べた。
食べ終わってゆったりしてる時に、T子から電話が掛ってきたのだ。
さて、のこのこ出掛けて行ったT子の自宅に話を戻そう。
そこには、私の彼女(初キスの相手)のM子も来るってことになっていたからだ。
で、言ってみると来ていない。
「あれ、M子は?」
「...」
「うん?」
「来ないよ。」
「なんで?」
「呼んでない」
「なんで?」
(同じ言葉を繰り返した)
「Y君と二人で話がしたかったから」
「ふぅ~ん。そうかぁ」
(ちょっと、ヤバイと思う私)
「で、なに?」
「うん..」
「? うんじゃわからないよ」
そこには、なかなか言い出せないでいるT子がいた。
「あのねぇ。」
「うん」
「Y君とM子は良いよね。」
「何が?普通につき合ってるだけだよ」
(もうその頃は、M子との初キスは済ませていた)
「キスしたの知ってるよ」
(A夫のおしゃべり!T子に喋っただな)
「...うん」
「仲良さそうだよね」
「普通だろ」
「いいよねぇ」
「何が言いたいんだ?」
「わたしさぁ。A夫とどうしようか迷っててさ」
「ふぅ~ん。なんで?」
「A夫、頭悪いし。学校、ちゃんと行ってないみたいだし」
「そうなんだ。知らなかったな」
A夫はどちらかと言えば、出来の悪い子達が集まる私立高校に通っていた。
私は公立の進学校に通っていたから、比較は簡単だったのだろう。
「ねぇ、Y君。私とつき合ってくれない?」
「えぇ!...」
ちょっとの沈黙が続く。
「だめ?」
「だめって、お前にはA夫がいるじゃないか」
「A夫とは別れるから。」
再び、沈黙が。
T子は自分の部屋のベッドに腰かけて、私の顔を見上げている。
(きっと、ここでT子をベッドに押し倒せば、セックスまで行っちゃうんじゃないかな。裸になれって言えば脱ぐだろうなぁ)
なんてことが頭をよぎっていた。童貞だったにも拘わらずそんなことを考えた。
きっと、私の股間は熱くなっていた筈だ。それもT子の顔の前で。
「悪いけど。俺にはお前も知ってるようにM子がいるから。」
「そう。だめなんだね。そうだよね。」
「悪いけど...」
「うん。ごめんね、変な話しちゃって。」
「うん。じゃ、俺、帰るわ」
「うん。ありがと」
T子に見送られて、帰途についた私だった。
翌日、駅でM子と会うのがちょっと辛かった。
M子がにこにこ顔で寄ってきた。
内股のM子は歩くとお尻がちょっと左右に揺れる、そそるお尻の色白で小柄な子だった。
いつも制服の下にはスリップを着けていた。
制服も今のようなパンティが見えそうで見えないミニとは違って、ジャンパースカートタイプのひざ下丈の制服だった。
M子を私の自宅に呼び、スリップの下のパンティを脱がせて、若草の茂ったデルタを拝ませてもらったのはそれから数週間後のことだ。
その時は制服ではなく私服だった。
しかし、時々は制服のスカートの中に手を入れ、パンティの中に入れたこともあったなぁ。ぬるぬるで温かかった。
「おはよう」
「あぁ、おはよう」
「あのさぁ、...」
そこには、私の顔を見ながら楽しそうに話すM子がいた。
(昨日のことは話せないな)
そんな思い出があった。
それから数カ月後、A夫は退学し、T子も退学したようだった。そしてT子が妊娠。
それぞれの親は結婚に反対だったそうだが、妊娠に押し切られて結婚を認めたんだと、後日、人伝えに聞いていた。
そんなA夫だったのだ。
幸いというか、T子は別のクラスだったのでそこには居なかった。
会わなくて良かったと思う風来坊だった。
(つづく)