ナンパで結婚
10年も前の、子育てに忙しい時期のこと。
年も押し迫った12月の或る日、ご近所の奥様達が集まって宴会。
言いだしっぺの奥様のお宅に近所の奥様3人、合計4人でお酒を飲んだらしい。
(因みに、恵子はほぼ下戸である。ビールふた口で真っ赤。)
その日の午後、仕事中の私に恵子から電話が。。。
「○○さん、奥様からお電話よぉ~」
なんて、アシスタントにからかわれて出たら、
「今日、近所の奥様達と飲もうって誘われてるんだけど、行っていい?」
「え、どこで?」
「××さんのお宅。○○(上の子)も連れて行くから。」
「△△(下の子)はどうするの?」
「遊び相手がいないから家で待ってるって。帰宅したら一緒に合流してよ」
と、私を誘います。
「いいよ。たまには息抜きしてこいよ」
と、OKをだした。
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年も押し迫った12月の或る日、ご近所の奥様達が集まって宴会。
言いだしっぺの奥様のお宅に近所の奥様3人、合計4人でお酒を飲んだらしい。
(因みに、恵子はほぼ下戸である。ビールふた口で真っ赤。)
その日の午後、仕事中の私に恵子から電話が。。。
「○○さん、奥様からお電話よぉ~」
なんて、アシスタントにからかわれて出たら、
「今日、近所の奥様達と飲もうって誘われてるんだけど、行っていい?」
「え、どこで?」
「××さんのお宅。○○(上の子)も連れて行くから。」
「△△(下の子)はどうするの?」
「遊び相手がいないから家で待ってるって。帰宅したら一緒に合流してよ」
と、私を誘います。
「いいよ。たまには息抜きしてこいよ」
と、OKをだした。
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定時退勤して帰宅したら、下の子がひとりでテレビを見ていた。
玄関のカギを開けていると、飛んできて、
「ママと○○ちゃん、××ちゃんちへお酒飲みに行っちゃったよ。後で来てって。」
「うん。ちょっとお仕事を片付けてからね」
一時間後、下の子を連れてそのお宅に合流。
子どもは、さっさと二階にあがり遊びに参加。
私は、4人の奥様方のお相手。
(4対1はさすがにきつい!)
それでも、とりとめのない世間話に花を咲かせて、ほろ酔い気分で帰宅。
その晩、恵子とエッチ。
エッチの後、恵子を腕枕にして夫婦の会話。
「あのねぇ」
「なに?」
「今日、あなたが合流する前にね、ご主人との馴れ初めとかの話しになって...」
「うん、それで?」
「みんなお酒が入ってたからかなぁ、ご主人とのエッチの話も出てね...」
「お前も話したの?」
「うん、ちょっとだけ」
(どこまで話したんだぁ?)
「□□さんはつき合ってた人がいたんだけど失恋しちゃったんだって。失恋した直後にご主人が現われて、
慰めてもらってるうちにプロポーズされて結婚したんだって」
「ふ~ん、いいご主人じゃん。」
「それとね、××さんの奥さんは、ご主人にナンパされたんだって」
「ふ~ん。どこで?」
「新宿で」
「じゃ、ナンパされてそのまま結婚したってこと?」
「そう。それもご主人が初体験の相手だったんだって、凄いよねぇ。うちと一緒」
「おれはナンパしてないよ。デートには誘ったけどさ。お前も話したの?俺たちの出会いとかさ」
「うん。会社で出会って、旦那様が初体験の相手だって言っちゃった」
「えぇぇ!そんなことまで言ったの」
「皆が“ふ~ん”って言って、それ以上聞いてこなかったから、それで終わっちゃったけどね」
「...」
「それ以上のことは言ってないよ」
「当たり前だろ。夫婦の秘め事をペラペラ喋られたら堪らないよ」
「だから、言ってないから」
「それでかぁ。なんとなく俺を見るみんなの視線がいつもと違うなぁって思ったのは」
「■■さんは?」
「■■さんも、会社で出会って結婚。でも、初体験の話しはしなかったよ。」
「じゃ、ご主人が初めてじゃないんだ」
「そうなんじゃない?」
「あの奥さんが 一番若くて、清純そうな感じなんだけどなぁ」
「可愛いからもてたんじゃないの?」
「見かけによらないよな」
「...」
「お前も可愛かったよ」
「あら、今は可愛くないの?」
「可愛いよ。俺の可愛い女房だよ」
「ふふっ」
そんな甘いピロートークな一日でした。
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玄関のカギを開けていると、飛んできて、
「ママと○○ちゃん、××ちゃんちへお酒飲みに行っちゃったよ。後で来てって。」
「うん。ちょっとお仕事を片付けてからね」
一時間後、下の子を連れてそのお宅に合流。
子どもは、さっさと二階にあがり遊びに参加。
私は、4人の奥様方のお相手。
(4対1はさすがにきつい!)
それでも、とりとめのない世間話に花を咲かせて、ほろ酔い気分で帰宅。
その晩、恵子とエッチ。
エッチの後、恵子を腕枕にして夫婦の会話。
「あのねぇ」
「なに?」
「今日、あなたが合流する前にね、ご主人との馴れ初めとかの話しになって...」
「うん、それで?」
「みんなお酒が入ってたからかなぁ、ご主人とのエッチの話も出てね...」
「お前も話したの?」
「うん、ちょっとだけ」
(どこまで話したんだぁ?)
「□□さんはつき合ってた人がいたんだけど失恋しちゃったんだって。失恋した直後にご主人が現われて、
慰めてもらってるうちにプロポーズされて結婚したんだって」
「ふ~ん、いいご主人じゃん。」
「それとね、××さんの奥さんは、ご主人にナンパされたんだって」
「ふ~ん。どこで?」
「新宿で」
「じゃ、ナンパされてそのまま結婚したってこと?」
「そう。それもご主人が初体験の相手だったんだって、凄いよねぇ。うちと一緒」
「おれはナンパしてないよ。デートには誘ったけどさ。お前も話したの?俺たちの出会いとかさ」
「うん。会社で出会って、旦那様が初体験の相手だって言っちゃった」
「えぇぇ!そんなことまで言ったの」
「皆が“ふ~ん”って言って、それ以上聞いてこなかったから、それで終わっちゃったけどね」
「...」
「それ以上のことは言ってないよ」
「当たり前だろ。夫婦の秘め事をペラペラ喋られたら堪らないよ」
「だから、言ってないから」
「それでかぁ。なんとなく俺を見るみんなの視線がいつもと違うなぁって思ったのは」
「■■さんは?」
「■■さんも、会社で出会って結婚。でも、初体験の話しはしなかったよ。」
「じゃ、ご主人が初めてじゃないんだ」
「そうなんじゃない?」
「あの奥さんが 一番若くて、清純そうな感じなんだけどなぁ」
「可愛いからもてたんじゃないの?」
「見かけによらないよな」
「...」
「お前も可愛かったよ」
「あら、今は可愛くないの?」
「可愛いよ。俺の可愛い女房だよ」
「ふふっ」
そんな甘いピロートークな一日でした。
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