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コンドームが破れて...

新しいアパートに引っ越してから、恵子は足繁く通っていた。

若い二人である。

アパートに来る=セックスを意味した。

その日も営んでいた。

バージンを頂いてから、約8ヶ月が過ぎようとしていた。

恵子のあそこは、私のペニスに馴染んできたのか、挿入中の密着感が程よくなり、濡れやすい

体になってきていた。

恵子の脚を開かせると、稀に愛液がす~っと伝って落ちることがあった。


ある日、恵子が自宅で兄に、

「お前、男ができただろう?」


と聞かれたらしい。

恵子は、

「え、どうして?」


「最近、帰りが遅くなって、家で夕食を食べないことがあるだろ。それに、週末もめかし込んで

出掛けるじゃないか。」

「まぁ、そうかな」

「そうだよ。それに、後ろ姿がなんとなく、柔らかくなったからな。絶対、男がいるなって思ったのさ。」

「もう、そんな目で妹を見ないでよね!」


「それで、どんな男なんだい、お前の彼氏は?」

「三つ年上の会社の人」

「学歴は?」

「○○大学△△学部卒」

「六大学かぁ。お前、ブランド大学出がいいのか?」

「別にそういう訳じゃないよ。つき合ったら六大学だっただけ」

「ふ~ん。やっぱり彼氏いたんじゃないか。」

「えっ!」

兄は、かまを掛けていたのだ。

素直すぎる恵子はありのままを話したようだ。

「お兄ちゃん、ずるい!」

「ははっ。まぁ、いいじゃないか。ママはそのこと知ってるのか?」

「特には話してないけど、たまに彼から電話が掛かってくるから、薄々気づいてるのかも?」

「そうだろうな。それでどこまで進んでるんだ、その彼氏とは?」

お兄ちゃんのエッチ!そんなこと聞かないでよね!」

「いいじゃないか、兄妹なんだからさ」

「お兄ちゃんには内緒!」

(姉には、結構話しているらしかったが、)

「年頃なんだからつき合うなとは言わないけど、あんまりママに心配掛けるなよな」

「うん。これから気をつけるよ」

それから、恵子は土日のどちらかは自宅で過ごすようになった。

私も会社で連絡を済ませて、なるべく電話を掛けないようにしていた。


携帯電話などない時代、彼女の家に電話を掛けるのにも”覚悟”が必要だった。


恵子が週末を自宅で過ごすようになって、お母さんは機嫌が良くなったそうだ。






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